リッチテキストモード(HTMLメール)とプレーンテキストモード(テキストメール)の切り替え方法
GmailではHTMLメールとテキストメールのどちらでも作成することができます。テキストに色やフォントを設定したり本文中に画像を挿入したい場合はHTMLメールを使用し、書式がないテキストだけのメールを送信する場合はテキストメールを使用します。ここではそれぞれの方法でメールを作成する方法について解説します。
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リッチテキストモードとプレーンテキストモードを切り替える
Gmailではデフォルトの設定はリッチテキストモードです。リッチテキストモードでメールを作成するとHTMLメールになります。ではメールの新規作成画面を表示して下さい。
画面右下の次のアイコンをクリックして下さい。
「プレーンテキストモード」と書かれたメニューの前にチェックが入っていなければリッチテキストモードです。この状態でメールを作成するとHTMLメールとなります。
では「プレーンテキストモード」をクリックして下さい。チェックマークが表示されプレーンテキストモードに変わります。この状態でメールを作成するとテキストメールとなります。
このようにメールの作成モードを切り替えることができます。
HTMLメールの作成
ではリッチテキストモードでHTMLメールを作成し送信してみます。次のようにリッチテキストモードでメールを作成しました。
リッチテキストモードの場合は書式を設定することができます(書式設定の方法については別のページで詳しく解説します)。今回は次のように書式を設定してみました。作成が終わりましたらメールを送信します。
メールを受け取った側で確認します。受信したメールを表示すると次のように表示されました。
次に受信したメールのソースを表示してみます。一部だけを抜粋すると次のようになっていました。(メールをソースを確認する方法については「メールのソースを表示しメールヘッダーを確認する」をご参照下さい)。
From: Tarou <buzzwriter.zz@gmail.com> Date: -- -- Message-ID: -- -- Subject: クリスマスパーティ To: hyperpro.jp@gmail.com Content-Type: multipart/alternative; boundary="00000000000083f153057ab29494" --00000000000083f153057ab29494 Content-Type: text/plain; charset="UTF-8" Content-Transfer-Encoding: base64 MTLmnIjjgavjgarjgorjgb7jgZfjgZ/jgokq44Kv44Oq44K544Oe44K544OR44O844OG44KjKuOB ruS7tuOBp+OBlOebuOirh+OBleOBm+OBpuOBj+OBoOOBleOBhOOAgg0K44Gn44Gv44CCDQo= --00000000000083f153057ab29494 Content-Type: text/html; charset="UTF-8" Content-Transfer-Encoding: base64 PGRpdiBkaXI9Imx0ciI+PGZvbnQgY29sb3I9IiNmZjAwMDAiPjEy5pyIPC9mb250PuOBq+OBquOC iuOBvuOBl+OBn+OCiTxiPjxmb250IHNpemU9IjQiPuOCr+ODquOCueODnuOCueODkeODvOODhuOC ozwvZm9udD48L2I+44Gu5Lu244Gn44GU55u46KuH44GV44Gb44Gm44GP44Gg44GV44GE44CCPGRp dj7jgafjga/jgII8L2Rpdj48ZGl2Pjxicj48L2Rpdj48L2Rpdj4NCg== --00000000000083f153057ab29494--
メールの本文がマルチパートになっており、「Content-Type: text/plain」で記載されたものと「Content-Type: text/html」で記載されたものの両方が含まれています。
テキストメールの作成
続いてテキストメールを作成してみます。先ほど解説した手順でプレーンテキストモードにして下さい。
次のようにメールを作成しました。テキストメールなので書式設定などは何もしていません。作成が終わりましたらメールを送信します。
※ プレーンテキストモードでメールを作成していても書式設定を行うことはできます。ただ書式設定を行ってしまうと自動的にプレーンテキストモードからリッチテキストモードに変更されてしまいますのでご注意下さい。
メールを受け取った側で確認します。受信したメールを表示すると次のように表示されました。
次に受信したメールのソースを表示してみます。一部だけを抜粋すると次のようになっていました。
From: Tarou <buzzwriter.zz@gmail.com> Date: -- -- Message-ID: -- -- Subject: クリスマスパーティ To: hyperpro.jp@gmail.com Content-Type: text/plain; charset="UTF-8" Content-Transfer-Encoding: base64 MTLmnIjjgavjgarjgorjgb7jgZfjgZ/jgonjgq/jg6rjgrnjg57jgrnjg5Hjg7zjg4bjgqPjga7k u7bjgafjgZTnm7joq4fjgZXjgZvjgabjgY/jgaDjgZXjgYTjgIINCuOBp+OBr+OAgg0K
テキストメールではメールの本文には「Content-Type: text/plain」で記載されたものだけが含まれています。
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GmailでHTMLメールとテキストメールを切り替えて作成する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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