サイトマップの更新(再送信と削除)
サイトに含まれるURLは増えたり減ったりしますので、それに合わせてサイトマップも更新していくことになります。ここではサイトマップの内容が変わった場合にサイトマップを再送信する方法と、不要になったサイトマップを削除する方法について解説します。
なおサイトマップの内容が更新された場合は2つ方法があります。1つは最初の時と同じ手順であらためてサイトマップを送信する方法、2つ目は既存のサイトマップを再送信する方法です。
(2022 年 04 月 22 日公開 / 2022 年 04 月 22 日更新)
サイトマップを改めて送信
最初はサイトマップを改めて送信する方法です。サイトマップの内容が更新された時、サイトマップのファイルの名前が以前に送信されたものと同じであった場合は、改めてサイトマップのファイルを送信することで最新の内容に更新することができます。
実際に試してみます。現在「sitemap.xml」というサイトマップのファイルを送信済でサイトマップには7つのURLが含まれているとします。
ここで運営しているサイトにページが1つ追加されたと仮定して、サイトマップも合わせて更新しました。新しいサイトマップには8つのURLが含まれています。新しいサイトマップを送信するために、画面右上の「サイトマップの追加/テスト」をクリックし、「sitemap.xml」ファイルを改めて送信します。
送信されたURLの数が8個に更新されました。
このように同じ名前のサイトマップファイルを使用している場合は、最初の時と同じ手順で送信してもらえば最新の内容に自動的に更新されます。
サイトマップの再送信
サイトマップファイルの名前が同じだった場合はサイトマップのファイルを指定して改めて送信するのではなく再送信するという方法もあります。先ほどと同じように現在「sitemap.xml」というサイトマップのファイルを送信済でサイトマップには7つのURLが含まれているとします。
この時画面下部を見ると送信されたサイトマップの一覧が表示されています。
ここで運営しているサイトにページが1つ追加されたと仮定して、サイトマップも合わせて更新しました。新しいサイトマップには8つのURLが含まれています。サイトマップのファイル名が以前と変わっていませんので今回は再送信してみます。画面下部に表示されているサイトマップの中で再送信したいものにチェックをしてから「再送信」をクリックして下さい。
確認ダイアログが表示されます。再送信して宜しければ「はい」ボタンをクリックして下さい。
送信されたURLの数が8個に更新されました。
このように同じ名前のサイトマップファイルを使用している場合は、改めてサイトマップを送信する代わりに再送信という処理を行うことでサイトマップを更新することができます。
サイトマップの削除
サイトマップを更新した時、何らかの事情でファイル名を以前と異なる名前にしてしまった場合を考えてみます。先ほどと同じように現在「sitemap.xml」というサイトマップのファイルを送信済でサイトマップには7つのURLが含まれているとします。
ここで運営しているサイトにページが1つ追加されたと仮定して、サイトマップも合わせて更新しました。新しいサイトマップには8つのURLが含まれていますのは今までと同じですがサイトマップのファイル名を「sitemapnew.xml」としました。ファイル名が異なるので再送信は行えません。画面右上の「サイトマップの追加/テスト」をクリックし、「sitemapnew.xml」ファイルを送信します。
送信されたURLの数が8個ではなく15個に更新されました。これは以前のサイトマップが残ったまま新しいサイトマップが追加で送信されたことになるためです。2つのサイトマップに含まれているURLは大半が同じですがSearch Consoleでは複数のサイトマップに含まれるURLが重複しているかどうかはチェックしていません。
このようにサイトマップのファイル名が変更された場合などに以前のサイトマップが不要になった場合には削除することができます。画面下部のサイトマップの一覧が表示されている個所で、削除したいサイトマップにチェックをしてから「削除」をクリックして下さい。
古いサイトマップが削除されて、新しく送信した「sitemapnew.xml」に含まれているURL8個だけが送信された状態となりました。
なおサイトマップはあくまで検索エンジンにサイトをクロールするためのヒントを与えるものなので、サイトマップを全て削除したとしてもクロールされなくなるとか、インデックされていたものが削除されてしまうといったことはありません。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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