地図上の施設や指定の場所をリストに保存する
Google マップに表示されている施設や、指定した住所や座標の場所などをお気に入りの場所としてリストに保存しておくことができます。リストは「お気に入り」「スター付き」「行ってみたい」の 3 つがデフォルトで用意されており、自分で新しいリストを作成することもできます。ここでは Google マップでお気に入りの場所を保存したり削除したりする方法について解説します。
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目次
地図上にマーカーが表示されている場所をリストに保存する
Google マップでは施設や住所、座標などいろいろな方法で指定することができる場所をお気に入りとして保存することができます。なお場所の保存を利用するには Google マップに Google アカウントでログインしている必要があります。ログインの方法については「Googleマップへのログインとログアウト」を参照して下さい。
最初に地図上にマーカーが表示されている施設をリストに保存する方法です。例として上野動物園の場所を保存してみます。
地図上に表示されている施設のマーカーをクリックして下さい。
施設に関する情報が地図の画面左側に表示されます。
「保存」をクリックしてください。
保存先のリストを選択します。「お気に入り」「行ってみたい」「スター付き」の 3 つのリストが用意されており、新しいリストを作成することもできます。この 3 つのリストはすべて「非公開」のリストです。今回は「お気に入り」をクリックしました。
この施設が「お気に入り」リストに保存されました。
地図上の任意の場所をリストに保存する
地図にマーカーが表示されている場所でなくても任意の場所をリストに保存することもできます。例として隅田川の真ん中あたりを保存してみます。
保存したい地点で右クリックし、表示されたメニューの中から「この場所について」をクリックしてください。
画面中央下部に次のような表示がされますので、座標の部分をクリックしてください。
この地点に関する情報が地図の画面左側に表示されます。
「保存」をクリックしたあとで、保存するリストをクリックしてください。今回は「スター付き」をクリックしました。
この地点が「スター付き」リストに保存されました。
保存された場所が地図でどのように表示されるのか
リストに保存された場所は、地図の縮尺にもよりますが地図上でリストの種類毎に異なる形状のマーカーとして地図上に表示されます。
何もないところを保存した場合はズームインしていってもマーカーは表示されますが、元々施設のマーカーがあったところを保存した場合はズームインしていくと施設のマーカーとかぶるせいか表示されなくなったりします。
なおこのマーカーが地図上に表示されるのは、この場所を保存した時にログインしていた Google アカウントにログインした状態で Google マップを見ている場合だけです。 Google アカウントにログインしていなかったり、他の利用者の地図上では保存した場所を示すマーカーは表示されません。
リストに保存されている場所の一覧を表示する
リストに保存した場所の一覧を確認するには、 Google マップの画面左上に表示されているメニューアイコンをクリックしてください。
表示されたメニューの中から「マイプレイス」をクリックして下さい。
「マイプレイス」の画面が表示されたら「保存済み」タブをクリックして下さい。
作成済みのリストの一覧が表示されます。
リストに保存されている場所の一覧を確認するには、確認したいリストをクリックしてください。今回は「お気に入り」をクリックしました。
「お気に入り」リストに保存されている場所の一覧が表示されました。画面右側には保存されている 3 つの場所が一度に表示できるように地図の縮尺が自動で変更されて表示されます。
一覧の中から場所をクリックすると、その場所が地図上で表示されます。
リストから場所を削除する
リストに保存した場所を削除するには、「マイプレイス」の「保存済み」の画面で、対象のリストの右側に表示されているメニューアイコンをクリックしてください。
表示されたメニューの中から「リストを編集」をクリックしてください。
リストの編集画面が表示されます。
削除する場所の右側に表示されている「×」をクリックしてください。
該当の場所がリストから削除されました。
リストから場所を削除するもう一つの方法は、リストに追加されている場所を Google マップで表示しているときに、画面左側に表示されている「保存しました」の部分をクリックしてください。
リストの一覧が表示されます。この場所が保存されているリストにはチェックマークが付いています。場所を削除したいリストをクリックしてください。
クリックしたリストから場所が削除されました。
新しいリストを作成する
場所をリストに保存するときに、デフォルトで用意されているリスト以外に自分で新しいリストを作成して保存することもできます。例として次の場所を新しいリストに保存してみます。
画面左側に表示されている施設の情報の中の「保存」をクリックしてください。
保存するリストを選択する画面が表示されます。ここで「新しいリスト」をクリックしてください。
作成するリストの名前を入力してください。入力が終わったら「作成」をクリックしてください。
新しいリストが作成されて場所が新しいリストに保存されました。新しく作成したリストは「非公開」リストになります。
作成した新しいリストは、「マイプレイス」の「保存済み」の画面でデフォルトで作成されているリストと並んで表示されます。
リストを共有する
元々作成されているリストや、自分で新しく作成したリストはデフォルトで非公開のリストになっており、自分以外の利用者は見ることができません。ただリストを「非公開」から「共有中」に変更すると、リストの URL を知っている人は他の利用者であってもリストを見ることができるようになります。
それでは実際に試してみます。「マイプレイス」の「保存済み」の画面で、公開範囲を変更したいリストに表示されているメニューアイコンをクリックしてください。
表示されたメニューの中から「共有オプション」をクリックしてください。
リストの公開範囲を設定する画面が表示されます。
リストの公開範囲はデフォルトで「非公開」ですが「共有中」に変更するとリストの URL を知っている利用者はリストを閲覧できるようになります。それでは「共有中」を選択してください。リストが「共有中」に変更されて、共有するための URL が表示されます。
リストを共有したい相手に URL を伝えてください。実際に他の利用者がこの URL へアクセスすると次のようにリストに保存されている場所の情報が表示されます。
なおこの URL が有効なのはリストの公開範囲が「共有中」になっている場合だけです。再び「非公開」へ変更した場合、先ほどの URL へアクセスしても「リストが見つかりません リストの作成者が削除したか共有を停止しました。」と画面に表示されてリストは表示されなくなります。
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Google マップでお気に入りの場所を保存したり削除したりする方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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